さて、先日購入した『orange』の第二巻を読んだので感想をまとめていこうと思います。
本当に私的なブログになっててすみません……。
今回の巻は比較的するすると読むことが出来ました。
まさか前回の感想で触れなかった部分である上田先輩が今回も見苦しいことをするとは思ってなくて、少しびっくりしましたね。
予定調和のように上田先輩は翔に降られるわけですが、その後も翔の近くにいる主人公にねちっこく意地悪しようとします。
翔が挙げたヘアピンを目ざとく見つけて、見せろと言ってみたり。
壊す気が満々だと伝わる動きすぎて、見苦しくて仕方ない。
上田先輩は基本的に執着型なわけですが、はてさて、執着とは見苦しいものですね。
翔の心情を知っていれば、もう脈がないのもわかるのですが、彼女は我々のような傍観者でなく、主体的に動いている登場人物。
まだ脈があるかも、と期待している部分にすごく胸が痛みます。
今後も上田先輩は不穏因子になりそうですね……。
あまり暴走しないでほしいんですけど……。見ていると共感性羞恥がやばいので。
ちなみに、私は翔の大胆さにびっくりしてしまった部分もあります。
私だったら、好きな女の子にヘアピンなんて渡せません。
一緒に回に行くことはできるかもしれませんが、自分の好みを押し付けるかのようにプレゼントする事はとてもとても……。
若さの勢いがうらやましいところです。
あと、パラレルワールドは消えない、ということに気づいた主人公が「私が頑張っても違う私は救われない」と気づいたシーンは地味に好きですね。
もう一つの世界の翔が死んでしまうことは変わらないと気づいた時の無力感。
良くも悪くも、パラレルワールドに力を及ぼすということの偉大さ。
そんなものを私は感じ取りましたよ。
そして、地味に張り巡らされていた須和の伏線。
なぜ、須和はあんなに「翔と主人公の関係」を応援するのか。
大切だからこそ一歩引く、それだけなのか。
……いやぁ、気づけなかった。
2巻の終わりで衝撃的な展開をぶち込んでくるとは思っていなかったので、私は泡を吹きかけましたよ。
よく言いますよね、異世界転生物の小説でも「お前だけが召喚されたと思っていたのか?」的な展開。
特別な出来事が一個でも起きていれば、ゴキブリのようにいくつも起きていることは想定しておくべきなのに。
創作者として失格ですねぇ。
読者としては踊らされているので合格なんですけど。
それだけ純粋に楽しんでいる作品って意味ではすごくいいのですけどね。
さて、字数が膨らんできたので二つ、書かずにとっておくネタを二つほど残しておこうと思います。
第3巻以降で取り上げるかもしれないし、取り上げずに保留する話題かもしれません。
まず、「違う世界線でなら結婚して子供も生まれるのに、今の世界線では誰かと一緒にいるのを見ていないといけない気持ちって?」という部分ですね。
これはもう、須和君に問われる部分だろうと思うので、彼の出す答えに期待しかありません。
それに合わせて、自分のパラレルワールドに思いをはせてみました。
私は普通の小・中学校と高校を卒業し、大学まで卒業したわけですが、特別支援学校に入学していたら僕はきっとこんな生き方はできなかったでしょう。
そこに凄い感謝を覚えるわけですが、もし、親が普通に生きさせることをあきらめてしまっていたら、それは……。
という部分ですね。仮に私に子供が出来たとして、その子供の未来を諦めてしまっていいのか、それともうちの親のようにトラウマを植え付けてでも普通として生きさせるのか。この話はものすごく深いので、『orange』の感想じゃないところで書くかもしれませんね。
以上です。雑感に付き合っていただき、ありがとうございました!!
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