
2月も残り半分を切り、温かい気候の日も増えてきました。
皆さんは、なぜ2月だけ他の月に比べて短いのか知っていますか?
それは、暦の歴史と深い関係があります。
現在私達が使っている暦は、古代ローマの暦が元となっていますが、古代ローマの王、ヌマ・ポンピリウスが制定したとされる「ヌマ暦」においては、現在の2月にあたる月が1年の終わりの月でした。
また、現在のひと月は30日か31日ですが、古代ローマの人々にとって偶数は不吉な数字とされていたため、ヌマ暦でのひと月は29日か31日となっていました。
しかし、ヌマ歴の1年は355日だったため、1年の終わりの2月が28日と半端になってしまったとされています。
そこから、ユリウス・カエサルが当時エジプトで使用されていた太陽暦を採用して、平年を365日、4年に一度のうるう年を366日とするよう暦を改革し、「ユリウス歴」が出来ました。
その際、ヌマ歴で29日だった月は30日か31日に変更されましたが、2月の28日のまま。
それは、宗教的な意味合いの強い祭礼が多くあったため、混乱を避けるために日数の変更を避けたためと言われています。
ユリウス歴から更に、太陽年の一年365.2422日とのズレをなくすため、1582年にグレゴリウス13世が閏日の入れ方に改良を加えて出来たのが現在の日本でも使われている「グレゴリオ歴」です。
グレゴリオ歴では、4年に1回の閏年のうち、100で割り切れても400で割り切れない年は閏日を設けず、400年に3回は閏日を省略することで、1年の平均は365.2425日となり、太陽年とのズレは約3000年に1日まで小さくなっているそうです。
歴史を辿ると、2月が短いのも納得…?
それでも、なぜ改定の際に31日間ある月を減らさなかったのか少し不思議ですね。
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