さて、「梅雨」という字面を見て真っ先に疑問に思うことの一つは、なぜ「梅」という字が入っているのか、という点だろう。
梅雨って、梅と何も関係ないじゃん!!
そんなわけで調べてみると、もともとは「黴雨(ばいう)」と書いたらしい。
だが、「黴」という字は字面的にいかにも汚いので、同じ読みの、より字面の整った「梅(バイ)」に置き換えられたのだという。
ほんとかな?
(確かに中国語では「梅」も「黴」も「メイ」と読む。現代中国語では箸を「筷子」と書く、これは「箸」が「住(とどまる、遅い)」と同音であることを嫌ったためだという。)
話を戻すと、日本では江戸時代ごろから「梅雨(つゆ)」という表記が定着し始めたらしい。
初出ははっきりしないが、1688年(元禄元年)に貝原益軒が編纂した『日本歳時記』に「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」とあるので、ひとまずこれを挙げておく。
なお、「つゆ」という言葉自体の語源には「露(つゆ)」や「潰ゆ」など、諸説あるようだ。
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