こんにちは。利用者Sです。
近くのブックオフがセット本を半額で売りだしていて、なけなしの小遣いで漫画を買うことにしました。
何を買ったかというと、6巻セットで完結だったし、半額のおかげで300円だったので『orange』。
どこか引き込まれる絵に手が伸びて、つい購入したわけですが。
ただ、漫画なんてなかなか読んでこなかったので読めるのかな、と不安もありました。
しかし、いざ、手に取ってみると思ったより読めるものですね。
出勤中に読んでがっつりはまり込みました。
ただ、多分、これは一日に1冊までしか読めないなという重たさがあって、心のキャパシティが小さくなっているのを感じます。
昔はもっとどろどろとした内容でも普通に読めていたのに、寂しいものですね。
好みの変化もあるのでしょうが、精神病で読書に支障が出るのは本当に悲しいです。
さて、この『orange』なのですが、調べてみたら映画化とかノベライズとかまで広がっている名作のようです。
知らなかった私が逆に恥ずかしい。何も知らずに買ってごめんなさい。
道理で、職員さんも知っているわけだ。
そんな名作を安売りするなと言いたい気持ちを我慢して、第一巻の感想を書いていこうと思います。
この話は10年後の自分から手紙をもらった主人公が転校生の翔の運命を変えるために奔走する話だと思います。(1巻読破時)
もしかしたら、今後の展開によっては変更せざるを得ないかもしれませんが、一応、主軸は変わらないはず。
何やら「タイムリープ」などという不穏な言葉が職員さんから出てきた当たり、手紙だけでなく本人自体も時間遡行するのかなと不安になってますが、まぁ、ネタバレはよくない。
そこは気にしないでおこう。
第一巻で強く感じ取ったのは「心残り」ですね。
内容が10年後の自分が叶えたい心残りの話であるだけに、自分の中の心残りとも共鳴した気がします。
なぜでしょう。失われていたはずの青春の残像が香ったんです。
自分の母校は桜が植えられた坂の上にあるんですけど、桜満開の坂を上る情景や高校の教室で他の男子たちが騒いでいるような情景が自分の中に浮かんだんです。
それと同時に、そんな素敵な環境の中で浮いたように俯瞰をしている自分も感じ取りました。
……僕の心残り。そうですね、もっと騒ぎたかったです。
友達の作り方すら知らなかったので、まともに友達も作れずに誰かへかかわりに行くこともできず、ただ一人、巻き込まれるのを待っていた電柱のような。
そんな自分が心残りです。
良心の方針で、中学までずっと勉強や習い事に集中していました。
友達が遊びに行くって誘ってくれても断らざるを得ないような環境で、友達と遊ぶと言われて何をすればいいかすらも知らない僕が高校デビューできるはずもなかったのです。
当たり前の流れだったとはいえ、心残りです。コンプレックスと言ってもいい。
後悔を残したくない、と奔走する主人公に共鳴したのは、今、後悔したくないと頑張っている自分に重なったからかもしれません。
語ろうとすればいろいろ語れる作品ですね。
上田先輩がまた嫌な役回りをしていて。
自分を見てもらうために他人を蹴落とそうとするタイプかなと感じましたが、そのような機の引き方って痛ましいよね、とか。
語ろうとすればいくらでも語るネタがありそうです。
ただ、今日はこのあたりにしておきましょう。第二巻の内容が刺さらなかった時用に取っておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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