こんにちは。キャリカクJR茨木駅前の利用者のTです。
3月に入りましたが、この週末は風が強く
”さぶっ!”と声が出てしまうほど。
私には「寒い寒い時期に行っていた」大切な場所があります。
”そうだ 京都へ行こう!”のキャッチコピーで
一躍有名になった源光庵です。
北へ北へ長い坂を登っていくのです。
(バスは使いません)

遠くの山の位置で高度がわかるでしょう?
初めてこの坂を登ったときに、古民家で絹糸を束(かせ)で
信じられないほどの価格で売っているお店があり、
後々買いに行ったほど(山のように買いました)
京都の冬は本当に寒く、源光庵のある鷹峯は
その寒さが底冷えに。

屋久島杉の屏風。樹齢三千年です。
行くと必ず抱きつきます。

このお人形は香炉です。
なんともいえない良い香りのお香が漂っています。

有名な「悟りの窓」と「迷いの窓」

私、気づいたのです。
源光庵はいろんな物が「円」であることに。
本堂沿いの廊下の天井は「血天井」でも有名です。
有名という言葉は使いたくないのですが…
1600年の(慶長5年)の伏見城の戦いで、
石田三成に敗れた徳川軍の兵士たちが自刃し、
その際の血にあふれた床を、天井に使っているのです。

500年以上経った今も血の足跡もわかりますし、
当時の人たちがどれだけ小柄だったのか、
どれほどの血であふれたのか・・・
現在を生きる私には、想像することも難しい。
兵士たちの無念の魂を癒すかのように、
「円」という形が使われている、そんな気がします。

おわかりですか?中央に亀さんがいます。
最初から亀さんだったわけではないのです。
「後々亀の姿になるように」考えられて作られている。
これを作った職人さんは、ご自分が生きている間に
「完成した」姿を見ることはできなかったでしょう。
どんなに寒い日でも源光庵はあけ放たれており、
身体の芯から冷えます。
そして塵一つ落ちておらず、磨きこまれた廊下。
こじんまりとした庵ですが、訪れるたびに発見があります。
「お伺いしたときにあまりに良い香りで」と
お電話した際にも「まぁ嬉しいこと!」と、
すぐにお香名を教えてくださいました。
一番小さいサイズを購入したものの、
まだ一本しか使っていません。
なぜならそのお香を焚くには、自宅を心を込めてお掃除をし、
「気」を整えないと焚けないことにも気が付きました。
お香も場所を選ぶのです。
今のお部屋でお正月にそのお香を焚く。
これも私の目標の一つです。
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