
・オゾン層とは
オゾンは酸素原子3個からなる同素体の気体で、上空約10~50Kmの成層圏に約90%存在し、層を形成しており、この層をオゾン層と呼ぶ。
オゾン層は、太陽から降り注ぐ有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護する役割を持つ、また、紫外線を吸収するため、成層圏の大気を緩める効果があり、気候の形成にも大きくかかわっている。
20kmより上空では、強い紫外線により酸素分子が分解し酸素原子となり、別の酸素分子と結合することでオゾンが生成される、その一方、オゾンは別の酸素原子と反応し2つの酸素分子に分かれることで大気中のオゾンの濃度が保たれている。
20㎞より下ではオゾン生成はほとんど起こらず、大気の流れによりオゾンが運ばれてくる。
・オゾン層を破壊するガスによる環境問題
地球の生態系を保護する役割を持つオゾン層を破壊してしまうのがフロンガスと呼ばれる物質。
フロンガスは炭素とフッ素の化合物で、無毒性・不燃性・科学的安定性といった優れた性質を持っているため、空調機器や冷凍庫・冷蔵庫等の冷媒として広く一般的に使用されていたが、その一方でオゾン層を破壊し、オゾンホール生成し地球温暖化の原因となっている。
地球温暖化防止のため、近年では順次影響の少ない代替フロン等への切り替えが進められている。
・オゾン層保護のための国際デー
地球を太陽光の有害な紫外線から守っているオゾン層の破壊を食い止め、オゾン層を保護するため、1987年(昭和62年)9月16日、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が採択され、日本など24ケ国が議定書に調印した。
また、1994年(平成6年)の国連総会で「9月16日を国際オゾンデーとする」ことが決議された国際デーの一つ。
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