こんにちは、利用者Iです。
今回は、私がこれまで経験してきた仕事や、就職活動についてお話ししたいと思います。
1991年にバブル経済が崩壊し、その後は就職氷河期と呼ばれる時代がやってきました。
仕事を見つけるのが難しい時代でしたが、私はいろいろな会社で働いてきました。
これまでに就職やパートの採用をいただいた会社は、20か所以上になります。
もちろん、どの仕事も楽しかったわけではありません。
辞めたいと思うほど大変な仕事もありましたし、職場が変われば仕事内容も変わりました。
今回は、そんな私の仕事の経験を振り返りながら、働く中で感じたことをお話しします。
私が最初に勤めたのは、小さな広告制作会社でした。
デザイン専門学校に通っていた頃、学校の研修でその会社に行ったのがきっかけです。
その後、アルバイトとして働き始め、そのまま就職することになりました。
当時は、今のようにパソコンで簡単にデザインを作れる時代ではありませんでした。
ほかの会社のデザイナーさんが作ったデザインをもとに、写植を貼り付ける「版下」と呼ばれる台紙を作る仕事をしていました。
文字を貼ったり、作図機を使ったりと、ほとんどが手作業です。
大手企業の仕事を担当することもあり、当時は100万円の版下を作る仕事も経験しました。
今思えば、とても貴重な経験だったと思います。
専門学校では、明朝体やゴシック体などの文字を手書きで練習していました。
そこで覚えたことが、何年も経った今でもCanvaなどに役に立っています。
ただ、仕事は大変でした。
手作業が中心なので、作図機を使っても仕事がなかなか減りません。
勤務時間も長く、朝7時30分から夜10時まで働くことが当たり前でした。
さすがに体力的にもきつくなり、会社を辞めたいと思うようになりました。
ところが、退職願を出しても、なかなか辞めることができません。
結局、5回も退職願を出して、ようやく辞めることができました。
仲の良い人には笑われましたが、当時は辞めるのも一苦労でした。
また、デザインの仕事だけをしていればよいわけでもありませんでした。
職場の掃除をしたり、30人分の湯飲みやコーヒーカップを用意したりすることも仕事の一つです。
誰がどのカップを使うのか、コーヒーをどのように入れるのか、一人ひとりの好みまで覚えなければなりませんでした。
当時は大変でしたが、仕事には担当している業務以外にも、覚えることがいろいろあるのだと感じました。
その後も、いろいろな仕事を経験しました。
その中の一つが、保険会社の営業です。
営業の仕事は、飛び込みで会社を訪問するところから始まります。
ビルの一番上の階までエレベーターで上がり、そこから階段を降りながら、一件ずつ会社を回ってアポイントメントを取っていました。
訪問先の許可が得られると、座席の配置などを見ながら上役の方を探し、まずはその方に挨拶をして許可をいただきます。
それから、ほかの上役の方々にも挨拶をして、アンケートを取りました。
こうした営業のやり方は、訪問先の会社だけでなく、自分の会社や他社の保険会社からも褒めていただきました。
目標に向かって努力した結果、重要な月には4人で1億円のノルマを達成したこともあります。
その時は、ご褒美の旅行にも行くことができました。
営業は大変な仕事でしたが、頑張ったことが結果につながったのは、うれしい経験でした。
これまで色々な会社で採用を受け、仕事を経験してきました。
もちろん、すべての職場が自分に合っていたわけではありません。
長く続けるのが難しい仕事もありましたし、退職を申し出ても会社から引き止められることもありました。
そんな経験を振り返ると、仕事の内容だけでなく、職場の人たちとの関わり方も大切だったのかなと思います。
私が働く中で心がけていたことは、大きく分けて3つあります。
1.社長や上役の方との関係を大切にする
私は、社長や上役の方との関わりを大切にしてきました。
もちろん、仕事をするうえでは、周りの人みんなとの関係が大切です。
ただ、会社の中で誰がどんな役割を担っているのかを知っておくと、仕事を進めやすくなることもあります。
自分の仕事だけに集中するのではなく、周りにも目を向ける。
私自身、そうしたことを意識しながら働いてきたように思います。
2.相手の立場を考えて行動する
保険会社で営業をしていたときは、訪問先で誰が上役なのかを見極め、その方から挨拶をするようにしていました。
初めて訪問する会社では、誰に話をすればよいのか、どのように接すればよいのか、周りの様子を見ながら考える必要があります。
そうした経験を通じて、相手の立場や状況を考えて行動することが、仕事を進める上で役立つのだと感じました。
3.挨拶をきちんとする
私が特に大切にしてきたのは、挨拶です。
挨拶は、特別な資格や技術がなくてもできます。
毎日のことなので、つい当たり前に感じてしまいますが、人と関わるための大切なきっかけだと思います。
私も、相手にきちんと挨拶することを心がけてきました。
仕事ができることも大切ですが、挨拶をしたり、相手を気遣ったりすることも、職場で働くうえでは大事なのではないでしょうか。
こうして振り返ってみると、私が仕事をする中で身につけてきたことは、特別な技術ばかりではありませんでした。
普段の何気ない行動が、仕事につながっていたのかもしれません。
最後に
昔、学校で学んだことが、何年も経ってから役に立つことがあります。
私も、専門学校で学んだ知識や技術が、その後の仕事で生きてきました。
学んだときには、将来どんな場面で役立つのかわからなくても、思いがけないところでつながることがあるのだと思います。
また、最初から正社員として働くことだけが道ではありません。
アルバイトやパートから始めて、そこから正社員を目指す方法もあります。
仕事探しが難しかったり、働くことに不安を感じたりしている方もいると思います。
私も、これまでいろいろな仕事を経験してきました。
大変なこともありましたが、今振り返ると、それぞれの経験が今の自分につながっていると感じます。
すぐに自分に合った仕事が見つからなくても、これまで経験したことが、いつか役に立つ日が来るかもしれません。
私の体験が、これから仕事を探す方や、働くことについて悩んでいる方にとって、少しでも参考になればうれしいです。

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