
「自分がこうなったのは、あの人のせい」
「環境が悪かったから仕方ない」
「今まで嫌なことばかりだった」
そんなふうに思ってしまうことはありませんか?
これまでの人生で、誰かに傷つけられたり、自分ではどうにもできない環境に置かれたりしたことがあるかもしれません。
つらい経験をしたことも、思いどおりにいかなかったことも、決してあなたのせいではありません。
過去の出来事を無理に忘れたり、なかったことにしたりする必要もありません。
ただ、これからの人生まで過去や誰かのせいにし続けてしまうと、自分自身の可能性を狭めてしまうことがあります。
大切なのは、過去を振り返るだけではなく、「これから自分に何ができるのか」に目を向けることです。
◆「自責」と「自分を責める」は違う
「自責」という言葉を聞くと、
・何でも自分が悪いと思わなければいけない
・失敗したら自分を責めなければいけない
・相手や環境に問題があっても、自分の責任にしなければいけない
そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、ここでいう「自責」とは、自分を責めることではありません。
「自分には何ができたのだろう?」
「次はどうすればいいだろう?」
「今の自分にできることは何だろう?」
このように、自分の行動やこれからの選択に目を向けることです。
自分を責めるのではなく、自分の人生に自分自身が関わっていく。
それが、自責志向の大切な考え方です。
◆何でも自分のせいにする必要はない
もちろん、実際に職場の環境や相手に問題がある場合もあります。
不適切な対応や理不尽な扱いまで、自分の責任にする必要はありません。
大切なのは、すべてを誰かのせいにして終わらせるのではなく、自分で変えられる部分がないかを考えてみることです。過去に起きたことは変えられなくても、これからの行動や選択は変えていくことができます。
まずは「自分にできることは何だろう?」と考えてみることから始めてみませんか?
次回は、仕事でよくある場面を例に、自責志向をどのように日常の行動に取り入れていけばよいのかを考えていきます。
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